なぜ、赤ワイン カリフォルニアは問題なのか?
ゾウリムシでもわかる! 赤ワイン カリフォルニアの基礎知識
ディアバーグ・ワインヤーズ ピノ・ノワール サンタマリアヴァレー 2017
生産者:ディアバーグ・ワインヤーズ 品名:ピノ・ノワール サンタマリアヴァレー 2017 原産国:アメリカ 地方:カリフォルニア 地区:セントラルコースト 村:サンタバーバラ 原産地呼称:サンタ・マリア・ヴァレーA.V.A. 品種:ピノ・ノワール 100% 赤 フルボディ 750ml 飲み頃温度:15℃ キャップ仕様:コルク 保存方法:冷暗所に保存 「紅茶を想わせるデリケートなアロマが印象的で、明るいラズベリーなどの濃密な赤系果実のフレーバーに森林の土や革製品などのニュアンスが加わります。
酸度も高くエレガントなワインです。
」 輸入元のモトックスより2005年ヴィンテージで一躍カリフォルニアトップカベルネの仲間入りを果たした、スターレーン ヴィンヤードのオーナー、ジム&マリー・ディアバーグ夫妻、が同じく最高品質のピノ・ノワール&シャルドネを造るべく銘醸地サンタ・マリア・ヴァレーで1996年にスタートさせたプロジェクトです。
ブドウ畑を細かな区画に分け自然派の農法の一つサステーナブル農方法を用いて、他では類を見ない程多くの厳選クローンを使用しブドウを栽培しています。
樹齢こそ若いものの様々なクローンの組み合わせによりテロワールが見事に表現されたディアバーグ独特の深みのある味わいを産み出し高い評価を得てきました。
サンフランシスコから南に約500kmの地点に位置するサンタ・バーバラ州。
この地は南北アメリカ大陸で唯一山脈が東西に走る珍しい地形環境を持つ産地です。
沿岸部に位置しながらもこの山脈の影響で、南から吹き付ける冷たい霧・風は全て遮断されることから霧や風は西側の沿岸部からのみ入ることができます。
これらの冷たい霧風は朝10時半頃まで沿岸部の畑に停滞し、午後2時過ぎ頃から東の内陸部へ移動していきます。
そして朝早くに西の海へと戻っていきます。
この為、西側の沿岸部(サンタ・マリア ヴァレー、サンタ・リタ・ヒルズ)は午前中、非常に冷涼で、霧が晴れてから日が沈みかけるまでの4時間程だけ十分な太陽の恵みを受けます。
この結果、この地域は一日を通して冷涼な気候となりブルゴーニュ品種の栽培にとって最適な環境が揃います。
ディアバーグの畑はその中でも北向きに畑が植えられ、より涼しい環境の中でブドウを生育することができることから素晴らしい酸を形成してくれます。
この地からはシャルドネとピノ・ノワールが産み出されます。
一方スターレーンシリーズとディアバーグシリーズのシラーが産み出されるのは、ずっと内陸部に入ったサンタ・イネズヴァレー(南東部)になり、海からの影響が少なく冷たい霧が到達する午後過ぎまで十分な日照量に恵まれ温暖な気候下での栽培が可能となっています。
スターレーン(ボルドー品種)、ディアバーグ(シラー)は標高200-500M程の所で栽培され、標高の低い地帯(シラーやソーヴィニヨンが栽培される)は霧の影響や風の影響を比較的受けやすく冷涼ですが、ボルドー品種が栽培される地区は標高が高く一番標高の高い地帯には霧も届かないことから寒暖差はあるものの、ボルドー品種(カベルネ)の生育に必要な最適な気温帯が一日を通して存在します。
沿岸部のサンタ・マリア・ヴァレーから東のサンタ・イネズ・ヴァレーまでの距離はたった32キロほどしか離れていませんが、太平洋の影響で気温帯が大きく異なりその差は8度程になることからワイナリーではあえてブランドを2つに棲み分けしそれぞれのテロワールを伝えています。
- 商品価格:5,440円
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